明治学院では、キリスト教に基づく人格教育を目指し、次のような《年間主題聖句》を掲げております。
2023年度年間主題聖句
主題
「隣人と共に生きる世界市民の育成」実現のために
聖句
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」
(新約聖書・ヨハネによる福音書 3章16節)
“For God so loved the world that he gave his only Son,
so that everyone who believes in him may not perish but may have eternal life.”
(NRSV, Gospel according to John 3:16)
聖句の説明
わたしたちにとって、孤独は底知れぬ闇のようです。ふとした瞬間、そういう闇に飲み込まれそうになります。そんな時、わたしたちは根本的な解決にならないと知りつつ、全く関係ないことを考えたりして闇に背を向けようとします。
そんなふうに闇を抱えて生きるわたしたちのところに、神はキリストを遣わし、その闇を隈なく照らす光とされました。キリストの十字架によってそれは実現し、わたしたちの問題は根本的に解決されました。神がそこまでしてくださるのは、わたしたちの命を何より大切な宝と捉えておられるからです。神はその宝が闇に埋没せず、光を受けて輝き続けることを何より望んでおられるのです。
わたしたちは、それぞれが置かれている場所において与えられた命という宝を輝かせ、神に喜ばれる良き働き人として生きることを期待されています。
法人事務局 キリスト教センター