募金の御礼とお願い
明治学院大学《チャレンジ奨学金募金》は、2015年のスタートから既に8年半が過ぎました。この間、皆様からの御協力は募金実績という形で着実に積み上がってきております。多くの学部生・大学院生が、この募金の目的に挙げられている奨学金を受けて、夢の実現に近づいていくことができました。皆様のお力添えに深く感謝いたします。
2019年度の終わり頃から、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡がり、私達の社会活動を大きく変えてしまいました。明治学院大学も例外ではありません。キャンパスでの学生生活、授業の形態、国際交流の在り方、そして大学生活を送るための経済的基盤、これらがすべて大きな影響を受けてしまいました。
この時期、明治学院大学では新たな給付型奨学金を創設するなどして、学部生・大学院生の学業継続を支援してまいりました。同時に《チャレンジ奨学金募金》の目的の4番目に《新型コロナウイルス感染症対応給付奨学金》を加え、募金の募集期間も2024年3月まで延長いたしました。こうした大学の支援体制にも、皆様から多くの温かいご支援をいただきました。改めて御礼申し上げます。明治学院大学は一体感を持って無事にコロナ禍を切り抜けつつあると感じております。
現在、世の中においてもコロナ感染症への恐怖心が少し変化し、社会活動がゆっくり元に戻り始めています。明治学院大学でも授業や課外活動を全面的に《対面》に戻し、これに応えて非常に多くの学生がキャンパスに戻ってきてくれました。また、カリキュラム留学でも二年ぶりに学生を送り出し、既に外国の大学でのカリキュラムを終えて無事に帰国を果たしております。スポーツ等の課外活動でも、明治学院大学の学生の活躍が多く見られるようになりました。大学は急速に元の姿を取り戻しています。
こうした社会や大学活動の回復を受けて、明治学院大学では《チャレンジ奨学金募金》の目的をコロナ前の三つに戻すことにいたしました。従いましてこの募金は今後、異なる目的を持った次の三つの奨学金として学生を支援してまいります。
- 《白金の丘奨学金》― 首都圏以外から本学で勉強したいという生徒のための事前予約型奨学金
- 《大学院生への奨学金》― 大学院進学者を支える奨学金
- 《認定留学奨学金》― 留学支援を目的とした奨学金
《新型コロナウイルス感染症対応給付奨学金》への応募者数もコロナの変化とともに着実に減り、この緊急の奨学金の役割は果たせたのではないかと判断いたしました。その一方で、留学を志す学生、首都圏以外から明治学院大学で学びたいという学生、大学院進学を考える学生が増えてきておりますので、4番目の目的を外し、上記三つの目的への奨学金を充実させようと考えております。もともと、《チャレンジ奨学金募金》は目的の異なる複数の奨学金の原資として募集しておりますので、募金の形態には何も変化はございません。これまで通り、皆様の温かい御支援をお願いいたします。
まだ新型コロナウイルス感染症は完全に終息したわけではありません。しかし、社会ははっきりとコロナ後に向けて動き始めています。明治学院大学はこうした社会の動きに遅れることなく、ポスト・コロナ時代をしっかり支えていってくれる人材を世に送り出していこうと努力しています。コロナと共にあった時代、社会は情報技術の重要性を知らされました。明治学院大学では、2023年度以降、全学生対象の『AI・データサイエンス教育』の導入や『情報数理学部』の新設などを計画しています。本学は《チャレンジ奨学金募金》等を通して学部生・大学院生の経済的支援を充実させながら、同時に大学の教育の幅を拡げ質の向上を目指してまいります。
皆様には、こうした大学の活動に御理解をいただき、今後もご協力いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
明治学院大学
学長 村田 玲音
募金3本の柱
- 白金の丘奨学金
東京都(島しょ部を除く)・神奈川県・埼玉県・千葉県以外の高等学校または中等教育学校等出身者に(その他条件有り)審査を経て年額40万円(授業料と相殺)を4年間給付する入学前予約型奨学金を設けています。 - 大学院の奨学金
- ■明治学院大学出身入学者支援奨学金
- 明治学院大学大学院博士前期課程・修士課程に入学する本学学部出身で学業成績・人物ともに優秀な学生に、審査を経て初年度の年間授業料の30%給付します。
- ■明治学院大学大学院成績優秀者特別奨学金
- 明治学院大学大学院博士前期課程2年次・修士課程2年次に在籍、1年次修了時の成績GPA3.3以上の学生に、審査を経て年間授業料の30%を給付します。
- ■明治学院大学大学院研究者養成奨学金
- 博士後期課程在籍の世帯収入が600万円以下の学生に、審査を経て年間授業料の30%を給付します。
- 認定留学(長期)奨学金
本学との海外協定校をはじめとした大学で修得した単位を一定の条件のもとに認定する「認定留学制度」を利用して長期留学へ行く学生へ1学期につき25万円の奨学金を給付しています。(※2016年度生以降。一部の留学プログラムについては金額が異なる)
募集期間
2015年10月1日から2024年3月31日まで(3年間延長になりました)
目標額
6億円
申込金額
個人、法人とも1口の金額は定めておりません。
お申込み方法
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銀行振込によるお申込み
卒業生等にお送りしている「明治学院大学チャレンジ奨学金募金ニュース」に同封の払込用紙にてお振込みください。新たに払込用紙をご希望の場合は、募金課までお電話またはメールにてご氏名・送付先をご連絡ください。
- 所定の払込用紙を金融機関等の窓口で使用せず、ATMやインターネットバンキングから払い込みいただくと、振込人様のご住所・漢字のお名前等の情報が明治学院に伝わらず、ご入金が確認できない場合がございますので、ご遠慮ください。
- 郵便局(※)および指定銀行本・支店間での振込手数料は無料です。
※ゆう貯銀行の窓口/ATMで現金納付される場合、別途手数料(110円)がかかります。払込用紙をお使いいただく振込手続きであっても、現金でお支払いの場合は、払込人負担となります。
- 10万円を超える現金の振込みを行う場合は、本人確認書類(運転免許証等)の提示が必要となります。
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コンビニエンスストア払込用紙によるお申込み
卒業生等にお送りしている「明治学院大学チャレンジ奨学金募金ニュース」に同封のコンビニエンス払込用紙(2,000円定額)をご利用ください。
2,000円以外の金額でご寄付や新規に払込用紙をご希望の場合は、下記の項目について募金課までお電話またはメールにてご連絡ください。
払込用紙を作成の上、お送りいたします。
標題:チャレンジ奨学金募金コンビニ払込用紙申込- ご氏名(フリガナ)
- ご住所
- 電話番号
- ご寄付額(30万円以内)
- 芳名録への掲載可否
- 学院との関係
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インターネットによるお申込み
クレジットカード決済・インターネットバンキング決済(ペイジー)がご利用いただけます。
クレジットカード決済の場合は、1回のみの寄付のほか、毎月・年2回・毎年の継続寄付のお申込みが可能です。(※年2回および毎年寄付のお申込みは終了しました。)
領収証の発行について
- 領収証の発行日は、各金融機関または決済代行会社から本学への入金日となります。
- 領収証は、入金日から2か月程度を目途にお送りしております。
- クレジットカード決済で継続寄付をお申込みいただいた方については、以下の通り領収証を発行いたします。
<年1回または年2回のご寄付>
本学にて入金確認後、約1~2ヵ月を目途に領収証を発行いたします。
<毎月のご寄付>
1年を通じてご寄付いただいた方については、年1回、1月に前年の1月~12月受領分をまとめて発行いたします。
年の途中でご継続が終了した方については、最終のご入金を本学で確認後、約1~2ヵ月を目途に当年の受領分をまとめて発行いたします。 - クレジットカード払いで12月16日以降にお申込みいただいた場合、インターネットバンキング払いについては12月15日以降のお振込みいただいた場合は、領収証の日付が翌年となります。
なお、12月14日までにインターネットバンキング決済にてお申込みが完了した方でも、金融機関での決済手続きが15日以降になった場合も同様です。
この場合、寄付控除も翌年の対象となりますので、予めご了承ください。
ご芳名の公表について
ご寄付への感謝の意を込めましてご芳名・ご寄付額を芳名録に掲載いたします。
公表の可否につきましては、振込用紙の所定欄、インターネットお申込み画面にてお知らせください。
コンビニエンスストア払いをご利用の方で、芳名録への掲載をご希望の方は、お手数ですが、募金課までメール・またはお電話にてご芳名・ご住所をご連絡ください。
複数回ご寄付いただいた方につきましては、直近のご入金の際のご意思を採用いたします。